こんにちは。「腰痛施術の匠」橋爪接骨院の橋爪です。
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膝に水がたまってお困りではありませんか?
膝を曲げると膝の前面が張ってしまい痛いですよね。
今回は60歳頃から症状の出現することの多い変形性膝関節症について解説したいと思います。
整形外科を受診して変形性膝関節症と診断された方は参考になさってください。
目次
膝関節について
膝関節は人間が歩いたり走ったりする上で、とても重要な関節です。
膝関節とは
太ももの大腿骨とスネの脛骨、膝のお皿(膝蓋骨)で形成されている関節と膝関節と言います。
他の関節とは違い、安定性は靭帯や筋肉、軟骨に依存しており、周りの組織を痛めると不安定になってしまう関節です。
また、体重が常にかかっている関節であり、年齢とともに半月板などの軟骨は少しずつすり減ってきます。
変形性膝関節症について
50~60歳以上になってくると膝が痛くなる方が多いですよね。
多くの方が経験する変形性膝関節症についてご説明します
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症とは膝関節に過度な負担がかかったり、関節自体が不安定な状態が続くことによって変形してくる状態を言います。
高齢者の女性に多い疾患です。
若い頃に靱帯損傷などのケガをした方や加齢による軟骨のすり減りなどが原因でおこるとされています。
しかし、実は筋肉による影響が最大の原因です。
原因
- 靭帯損傷
- 半月板損傷
- 膝が伸びない
- 加齢
- 使い過ぎなどの過剰な負荷
- 筋力の低下
- 化膿性関節炎などの感染
- 体重増加
- 歩き方の影響
- 重心の偏り
- 股関節が硬い
- 足部の変形
- 偏平足・外反母趾
- 骨盤の歪み
- 関節リウマチ
- 骨折
- 遺伝
- 内股
- X脚
- O脚
- その他
発症のメカニズム
- 軟骨の表面が摩耗し軟骨が徐々に変化
- 軟骨が徐々にすり減り関節炎が起こる
- 股関節の可動域制限が出現
- 関節の隙間がなくなる
- 骨同士がぶつかり変形
- 可動域制限が強くなり固まってしまう
症状
多くは膝関節が伸びない、曲がらないなどの可動域制限から始まり、膝関節や太ももの痛みを訴えて来院されます。
正座ができなくなったという訴えやO脚になってきたという訴えが多いです。
体のバランスが崩れるため腰痛や股関節の痛みも引き起こします。
炎症が強いと膝関節が腫れて水がたまることもあります。
膝の内側が痛い患者さんが多いですが、膝の状態によっては膝の後ろや前、外側の痛みを訴えられるケースもあります。
水がたまる変形性膝関節症の治療方法
整形外科での膝治療は電気やエアマッサージ機などで行うことが多いですが、橋爪接骨院で行っている治療をご紹介します。
実際の治療法
変形性膝関節症の治療は膝の状態を確認して膝関節周りの筋肉を緩めていきます。
変形性膝関節症では特に大腿四頭筋やハムストリングなどの筋肉が硬くなっていることが多いので必ず調整します。
半月板の位置を確認し、膝の可動域を改善させます。
そして、骨盤の傾きを整え、体のバランスを良くする施術を行います。
状態によっては筋肉や関節に対して、超音波治療やハイボルテージによる治療も行います。
水がたまる変形性膝関節症のまとめ
変形性膝関節症は膝が変形してしまい痛みを起こすと言われていますが、太ももの筋肉を緩めて体のバランスを整えることで症状は改善されます。
四日市で変形性膝関節症で膝に水がたまっていると言われた方はご相談ください。
お力になれると思います。
膝関節の手術についてはこちらで解説!
⇒絶対避けたい人工膝関節の手術
「腰痛施術の匠」橋爪接骨院
近鉄四日市駅の西出口から徒歩5分で駐車場あり。土曜日・日曜日もやってます!
予約制で他の患者さんと会うことはほぼありません。予約は初検料がお得なネット予約がおすすめです。
website:「腰痛施術の匠」橋爪接骨院
休診日:火曜日・祝日
根本治療で腰痛を改善させる「腰痛施術の匠」橋爪接骨院 の院長です。柔道整復師の国家資格を取得後、整形外科にて10年間修行し、腰痛やシビレが起きる原因が体のバランスの崩れと筋肉によるものだと確信。独自の施術法を確立し腰痛専門の治療院を四日市に開院しました。