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肩コリの治療

肩コリが原因の耳鳴りと特発性難聴の治療!

こんにちは。「腰痛施術の匠」橋爪接骨院の橋爪です。

Twitter:@zumeryota  Instagram:@zumeryota

肩コリが原因の耳鳴りや特発性難聴(原因がはっきりせず耳が聞こえなくなる症状)でお困りではありませんか?

腰痛施術をしていると肩コリの相談をよく受けます。

数年前から耳鳴りが続いていたり、一時的に耳が聞こえなくなる患者さんも多いです。

今回はこの肩コリからくる耳鳴りと特発性難聴について解説したいと思います。

目次

耳鳴りについて

肩コリの治療

軽度の耳鳴りは誰でも経験があると思います。

でも、すぐに治ることが多いですよね。そんな耳鳴りについてご説明します。

耳鳴りとは

最近、耳鳴りで悩んでいる人が増えています。耳鳴りとは音がしていないのにも関わらず、耳の奥で音が聞こえている症状のことです。

ほとんどの耳鳴りはすぐに軽減して気にならなくなりますが、中にはなかなか治まらず、数年間悩まされている患者さんもいます。

重症にならないと病院を受診しない方が多く、悪化してしまう方も多いです。

また、耳鳴りの自覚はあるけど、気にしなければ問題はないと、放置しているケースも多いです。

耳鳴りの種類

  • 他覚的自鳴
    外部から聞くことができる耳鳴りで、自分の心臓の鼓動や呼吸などの音を感じている症状です。
  • 自覚的自鳴
    本人にしか聞こえない耳鳴りで、一番多いです。生活習慣やストレスなどが影響している場合があり、原因が分からないこともあります。

耳鳴りのタイプ

  1. 低音型
    「ゴー」「ボー」などの低い音が聞こえたり、耳が詰まったように感じる。
  2. 高音型
    「キーン」「ピー」などの高い音が聞こえる。
  3. 雑音型
    「ザーザー」「ジージー」などの音と他の音が入り混じって聞こえる。
  4. 単音型
    「リー」「プー」などの単一の音だけが聞こえる。

※患者さんによって音の感じ方の表現は様々なのではっきり分からないことも多いです。

原因

実は耳鳴りの原因はわからないことが多いんです。耳鳴りは突発性難聴やめまいなどの随伴症状であることも多いからです。

中には聴神経腫瘍やニエール病、中耳炎などによって、起きている場合があるため、注意が必要です。

さらに、強いストレスや不安などによって起こる心因性の耳鳴りもあります。

病院に行けば原因がはっきりして治ると思われがちですが、原因もわからずに症状も続いてしまうこともあります。

しかし、耳鳴りが起こっている方の共通点として肩コリがあります。

首にある胸鎖乳突筋や僧帽筋などの筋肉にトリガーポイントと呼ばれる痙攣(ケイレン)が起きて耳鳴りが生じている場合があるんです。

そして、耳鳴りを起こしているほとんどの患者さんは猫背で、頭が通常の位置より前方にいってしまっているケースが非常に多いです。

突発性難聴について

難聴の患者

普通に生活をしていて急に耳が聞こえなくなることがあるんです。

聞こえづらいことを難聴と言いますが、今回は特発性難聴について解説します。

突発性難聴とは

特発性難聴とは急に起きる原因不明の難聴です。男女差はなく、50~60歳代に多いですが、遺伝はしないと言われています。

健康だった方が突然発症するので、驚いて耳鼻科を受診するケースが多いです。朝起きたら急になったり、食事中に発症することもあります。

耳鳴りや耳に膜が張ったような症状も出現することもあり、多くの方は強いめまいも発生します。

ただし、めまいが続くことは少なく1回だけの事が多いと言われています。

症状

  • 突然の難聴
  • 耳鳴り
  • 耳が詰まった感じ
  • めまい
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 首の痛み

原因

内耳の障害だと考えられていますが原因は不明です。確実に治る方法もまだ分かっていません。

しかし、特発性難聴になる方は猫背やストレートネックの場合が多く、強い肩こりや首の痛みもあるケースが多いんです。

そして、首や肩にある筋肉にトリガーポイントと呼ばれる筋肉の痙攣(ケイレン)が出現すると耳が聞こえづらくなったり、めまい、耳鳴りも起こる可能性があります。

病院で治らない特発性難聴の患者さんの中にはこの筋肉に生じたトリガーポイントが原因で発症していることがあります。

肩コリが原因の耳鳴りと特発性難聴の治療

四日市で治療

病院で原因のわからなかった耳鳴りと特発性難聴についての治療についてお伝えします。

治療

耳鼻科ではビタミン剤や脳循環改善剤、血流改善薬、ステロイドホルモン剤、利尿剤などによる治療が行われます。

そして、定期的に聴力検査をして経過観察する事が多いです。場合によっては総合病院にて入院して高気圧酸素療法を行うケースもあるそうです。

しかし、病院で治療していても実際は耳鳴りや難聴の症状が長く続くケースが多いんです。

発症して1カ月以内であれば改善する可能性が高いとは言われていますが、続いてしまうことが多いです。

原因がトリガーポイントによる場合であれば筋肉に対する施術と姿勢などの体のバランスを良くする治療を行うことで早期に改善する事があります。

特に首や肩周りの筋肉を緩めることによって改善する場合があります。

そして、トリガーポイントが原因である場合は病院で処方される内服薬が効かないことが多いです。

原因となる筋肉

  • 胸鎖乳突筋
  • 僧帽筋
  • 大円筋
  • 小円筋
  • 広背筋
  • 上腕三頭筋
  • 前鋸筋
  • 上腕二頭筋
  • 大胸筋
  • 小胸筋
  • 後頭下筋群
  • 側頭筋
  • 咬筋
  • 斜角筋
  • 板状筋
  • 棘上筋
  • 棘下筋

肩コリが原因の耳鳴りと特発性難聴の治療まとめ

記事のまとめ

肩コリによる耳鳴りや特発性難聴の多くは首や肩まわりの筋肉に生じたトリガーポイントが原因です。

筋肉を緩めることによって症状が早期に改善されることがあります。

病院に通院していても、治らない耳鳴りや特発性難聴でお困りの方はご連絡ください。

お力になれると思います。

トリガーポイントについてはこちらで詳しく解説!

【重要】トリガーポイントについて

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