こんにちは。「腰痛施術の匠」橋爪接骨院の橋爪です。(Twitter:@zumeryota)
今回は足のトラブルで非常に多い偏平足について解説したいと思います。偏平足になってしまうと疲れやすいだけではなく、足の裏の痛みやふくらはぎの痛みまで引き起こす可能性が高くなります。
偏平足が気になる方は参考になさってください。
偏平足について
偏平足は足裏の土踏まずが落ち込んで扁平になる状態です。土踏まずは医学的に言うと内側縦アーチと言います。歩く時のクッションの作用があるため非常に重要です。
原因
踵骨というかかとの骨が内側に倒れ、外反偏平足と呼ばれる状態になります。この状態は足の甲が広がってしまうため、小指や親指が靴の側面に当たって痛みが出てしまいます。
幅広のシューズや1サイズ大きめの靴でないと窮屈に感じてしまいます。
しかし、大きめの靴ばかりを選んで履いているとますます偏平足になってしまいます。
そして、楽だからといって流行りのサンダルを履くことも偏平足を悪化させます。その他にもX脚が原因で偏平足となってしまう方も多く、意外と子供でも偏平足の状態になってしまう場合があります。
偏平足になりやすいパターン
- X脚
- 後脛骨筋の筋力低下や断裂
- 前脛骨筋の筋力低下
- 開張足
- 脳性マヒ
- 先天的な骨格異常
- 怪我
- 関節弛緩症
- 体重増加
- 運動不足
- 成長過程で起こる偏平足(正常)
偏平足の治療
当院の施術
偏平足になってしまうパターンにはいくつかあります。X脚によって偏平足になっている場合はX脚に対する施術を行います。
膝や股関節に原因がある場合は足だけ施術しても効果は乏しいです。骨盤から足にかけて調整する必要があります。また、多くの偏平足では後脛骨筋や前脛骨筋、長母指屈筋、長趾屈筋などの機能が低下しています。
これらの筋肉を働きやすい状態にしてあげたり、鍛えることで改善する可能性があります。偏平足は外反母趾などの足トラブルの原因にもなりますのでしっかり治療する必要があります。
偏平足を矯正するインソール
偏平足を矯正するためには足に合った靴と矯正するインソールがおすすめです。偏平足を矯正するというインソールはたくさん市販されていますが、効果が少ないばかりか、悪化させるものも多くあります。足を変形させてしまう原因で重要なのは踵の倒れこみです。
そのため、踵をしっかり矯正できるインソールが一番効きます。
当院はアメリカの足病医学理論から生まれたスーパーフィートをお勧めしています。
偏平足は放置するとどんどん進行します。インソールによる治療はできるだけ早い方が効果があります。もちろんインソールだけではなく、靴の相談も受付けています。
予防
偏平足の予防にはまずはシューズ選びが重要です。縦も横もジャストフィットのシューズがベストです。
そして、踵が内側に倒れるのを防ぐシューズが最近発売されていますのでお勧めです。ランニングされている方はご存知かもしれませんが、オーバープロネーションという表示があるランニングシューズがあります。
そのようなシューズも検討されてはみてはいかがでしょうか。
まとめ
偏平足の原因や施術、インソールによる治療について解説しました。偏平足にはタイプに応じた施術と足に合ったシューズ、インソールが必要です。
偏平足でお困りの方は橋爪接骨院にご相談ください。お力になれると思います。
インソールについてはこちらで解説!
「腰痛施術の匠」橋爪接骨院
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根本治療で腰痛を改善させる「腰痛施術の匠」橋爪接骨院 の院長です。柔道整復師の国家資格を取得後、整形外科にて10年間修行し、腰痛やシビレが起きる原因が体のバランスの崩れと筋肉によるものだと確信。独自の施術法を確立し腰痛専門の治療院を四日市に開院しました。