こんにちは。「腰痛施術の匠」橋爪接骨院の橋爪です。
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突然、腰の激痛!
ぎっくり腰ですね。
実はぎっくり腰の明確な定義はありません。
重いものを持った瞬間に発生する場合や疲れがたまった状態で、ふとした瞬間になってしまう場合などの原因で発生します。
朝起きたら腰に激痛が発生していたなど、原因がはっきりしない場合も多いです。
いずれにしても、ぎっくり腰は強い痛みが腰にある場合を言います。
今回はこのぎっくり腰について詳しく解説したいと思います。
目次
突然の強烈な腰痛はぎっくり腰!
初めての方はどうしたらいいかわかりませんよね。
まさか私が腰痛なんて。。。
腰痛になったことがなくても、急に発症することもあります。
最近、忙しくて睡眠不足だなぁ・・
数日前から腰に違和感があるけど、すぐに治るだろう。
そう思っていると・・・
次の日に目が覚めると強烈な腰痛で起きられない!
今日も大切な仕事があるのに!!
まさに、ぎっくり腰ですね。
実は重い物をもって起こると思われているぎっくり腰ですがこのように何もしなくても発症することがあります。
ぎっくり腰の前兆
ぎっくり腰の前兆で多いのは腰の違和感が圧倒的に多いです。
股関節やお尻の違和感や軽い痛みが出現する方もいますし、こむらがえりやお尻がピクピクするような感じが前兆として起こる人もいます。
違和感程度だったのが朝起きたら激痛に変わっていたということもしばしばあります。
ぎっくり腰について
ぎっくり腰はいきなり腰に強い痛みが出現して動けなくなることから海外では「魔女の一撃」や「魔女の仕業」などと呼ばれているようです。
「ぎっくり腰になった!」とよく言いますが、実はぎっくり腰という診断名はありません。
病院では急性腰痛症や筋筋膜性腰痛症などと診断されることが多いです。
病院での診断名
- 急性腰痛症
- 筋筋膜性腰痛症
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- すべり症
- 腰椎椎間板症
- 側彎症
- 変形性脊椎症
- 梨状筋症候群
原因
ぎっくり腰のほとんどは仕事などが忙しくて体の疲労がたまっている時に起きます。
他にも長時間座った姿勢が続いていて、急に立ち上がった時などに起きます。
ぎっくり腰は重い物を持った際に発生するイメージがあると思いますが、実ははっきりとしたきっかけがないことがあります。
前日は腰の違和感程度だったのに翌日に起きたら起き上がれない状態になっているパターンも非常に多いです。
ぎっくり腰の原因は筋肉に起こった強い痙攣(ケイレン)が原因です。
少し前かがみになろうとするとビキッ!っと強烈な痛みが腰を襲いますよね。
腰を伸ばそうとしても思うように伸びませんよね。
ベッドから起き上がる時がつらいですよね。
重症だと、起き上がるのに30分かかる患者さんもいます。
それはまさしく腰まわりの筋肉に起こった痙攣が原因なんです。
痙攣とは筋肉が一時的にこむら返りのようにひきつっている状態です。
こむら返りがおこったふくらはぎに力を入れようとすると激痛が起こりますよね。
まさにその状態なんです。
この痙攣を施術によって止めることができれば症状が良くなります。
症状
- 強い腰痛
- 起き上がりが痛い
- 腰に力が入らない
- 腰が伸びない
- 脚やおしりのシビレ
- 上向きで寝れない
- 筋肉の痙攣
- 前屈がつらい
- 腰を捻じると痛い
- 座っていると余計に痛い
- 立っている方が楽
- 靴下を履くのがつらい
- 股関節の痛み
ぎっくり腰が起きやすい状態
ぎっくり腰は体の歪みや疲労、ミネラルバランスの崩れによって引き起こされます。
このような状態が蓄積された結果、強い筋肉の痙攣が出現しぎっくり腰を起こします。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症が直接的な原因ではありません。
もちろん、ヘルニアや狭窄症などの異常がある腰に痛みは出やすいですが、ヘルニアが直接痛み刺激を出してはいません。
ぎっくり腰になりやすい状況
- 疲労の蓄積
- ストレス
- 重労働
- 睡眠不足
- ケガ
- オーバーワーク
- 力仕事
- 骨盤が歪んでいる
- 猫背などの不良姿勢
- 運転手
- 妊娠中
- 産後の女性
- 反り腰
- 運動不足
- スポーツ選手
- 長時間の座位・立位
- デスクワーク
- 水分不足
- 栄養不良
- ミネラルバランスの崩れ
長引くと慢性痛に・・・
痛みは長引いていると、慢性痛になってしまいます。
重症のぎっくり腰の中には痛み止めなどの薬を飲んでも全く効果がない場合もあります。
適切な治療を行わないと一生腰痛と付き合うことになる方が多いです。
ぎっくり腰はできるだけ早期に治療を開始しなければなりません。
四日市でぎっくり腰の治療
ぎっくり腰は筋肉の痙攣(ケイレン)が落ち着けば、痛みは消失します。
当院はぎっくり腰に対する治療を専門的に行っています。
橋爪接骨院の治療方法
筋肉の痙攣によるぎっくり腰にはカウンターストレインと呼ばれるオステオパシーのテクニックやPNFストレッチ、痙攣した筋肉の反復収縮、持続指圧などの手技による治療を行っています。
筋肉や体の状態によっては超音波やハイボルテージと呼ばれる電気治療や動きやすくなるテーピング処置を行う場合もあります。
痛みを起こしている状態や治療による反応は患者さんによって異なりますので様子をみながら施術しています。
そして、体のバランスを良くする施術を行うことで痙攣(ケイレン)を起こして硬くなった筋肉は緩んでいきます。
ケイレンを起こしやすい筋肉
- 腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)
- 中殿筋
- 小殿筋
- 腰方形筋
- 多裂筋
- 脊柱起立筋
- 腹直筋
安静は必要?
「安静は必要ですか?」とよく聞かれます。
以前は痛みがなくなるまで安静にすることが第一優先でしたが、現在の考え方は変わってきました。
起き上がれないほどのとても強い痛みがあった場合は一番楽な姿勢で安静にする必要があると私は思います。
しかし、長くても3日以内が理想だと考えられます。
長期間、安静にしてしまうと痛みの悪循環がおきてしまい痛みが長引いてしまう可能性が高くなります。
痛みが軽減してこれば、身の回りのやれることはやった方がいいと思います。
お勧めの寝方
痛みを感じない姿勢をとることが一番良いです。
痙攣が起きている筋肉によっても楽な姿勢が変わってきます。
痛い側の腰を上にして、少し腰を丸める感じに横向きで寝るのが楽だという方が多いので、一度お試しください。
発症後3日間にすること
動けないほどのぎっくり腰の場合、全身の筋肉が誤作動を起こしています。
腰などの筋肉に痙攣(けいれん)が起きていますので、痛みを感じない姿勢を探して、急性の痛みが落ち着くまで様子をみてください。
そして、ミネラルウォーターなどでしっかり水分補給をします。
コルセットをお持ちであれば、腹圧を高めるために巻くと効果的です。
動けるようになったら、できるだけ早急に治療を開始した方が治りが早いです。
実はぎっくり腰を発症した場合、最初の3日間の管理が非常に重要なんです。
ここで間違った対処や施術を行うと痛みが長引く可能性が大きくなってしまいます。
受診前のお願い
ぎっくり腰になってしまう方は水分不足になっていることが非常に多いです。
当院を受診される際はミネラルウォーターなどの水分を適度に飲んでからお越しください。
コーヒーや緑茶、紅茶などはカフェインが含まれている可能性がありますのでお勧めできません。
ミネラルウォーターが苦手な方はミネラルウォーターで麦茶などを沸かすと飲みやすいと思います。
ぎっくり腰の治療まとめ
ぎっくり腰の原因は筋肉に生じた痙攣(ケイレン)です。
痙攣が落ち着けば、痛みは消失します。
当院ではぎっくり腰に対する専門的な施術を行い痛みを軽減させます。
そして、体のバランスを良くする施術を行うことでぎっくり腰が再発しない体を目指します。
四日市で急なぎっくり腰になった時は「腰痛施術の匠」橋爪接骨院にご相談ください。
お力になれると思います。
腰痛の治し方についてはこちらで解説!
「腰痛施術の匠」橋爪接骨院
近鉄四日市駅の西出口から徒歩5分で駐車場あり。土曜日・日曜日もやってます!
予約制で他の患者さんと会うことはほぼありません。予約は初検料がお得なネット予約がおすすめです。
website:「腰痛施術の匠」橋爪接骨院
休診日:火曜日・祝日
根本治療で腰痛を改善させる「腰痛施術の匠」橋爪接骨院 の院長です。柔道整復師の国家資格を取得後、整形外科にて10年間修行し、腰痛やシビレが起きる原因が体のバランスの崩れと筋肉によるものだと確信。独自の施術法を確立し腰痛専門の治療院を四日市に開院しました。