こんにちは。「腰痛施術の匠」橋爪接骨院の橋爪です。
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腰椎横突起骨折の後に続く慢性的な腰痛でお困りではありませんか?
今回はまれな骨折ではありますが、背骨の骨折の中では比較的多いとされる腰椎横突起骨折について解説したいと思います。
腰を強打して病院を受診し、腰椎横突起骨折と診断された方は参考になさってください。
目次
腰椎横突起骨折について
腰が痛くて病院でレントゲンを撮ったら、腰椎横突起骨折と診断された。
初めての病名でちんぷんかんぷんだと思います。
わかりやすく解説させていただきます。
腰椎横突起骨折とは
腰椎横突起骨折とは腰を直接ぶつけた場合に腰椎の横突起(おうとっき)と呼ばれる横に伸びた突起を骨折する事があります。
交通事故やスノーボード、ラグビー、スキーなどで受傷し来院される方が多いです。
腰椎には横突起という骨の突起があります。
この突起は背筋の中に埋まっていて、背筋等の筋力を腰椎に伝える役目をしています。
腰を直接ぶつけたり、強く捻ったりするとこの横突起が骨折することがあります。
症状は腰痛、圧痛(押しての痛み)、腰を動かした際の痛みが出現します。
神経などを痛める事は少なく、脚のシビレや麻痺が出る事はあまりありません。
しかし、かなり強くぶつけた場合は内臓が損傷している場合がありますので注意が必要です。
腰椎横突起骨折後に続く腰痛の治療
一般的には骨折部の痛みが軽減したら病院での治療は終了となることが多いですが、意外と症状が長引いてしまうケースもあります。
橋爪接骨院での治療内容をご紹介します。
橋爪接骨院での治療
初期の治療は腰の安静です。受傷直後は3日間ほどアイシングや冷湿布などを行い患部の炎症が強くならないように処置をします。
そして、腰に巻くコルセットやテーピングなどで固定をします。
痛みを軽くするために電気治療を行うことも効果的です。
局所の炎症症状が軽減してきたら徐々に腰やおしり周りの筋肉を緩める必要があります。
そして、腰椎横突起骨折の多くは片方の横突起が骨折しますので体の左右のバランスが崩れてしまうことが多いんです。
腰の左右差ができてしまうと将来、体がすごく歪む可能性が高いのでしっかり腰の筋肉や骨盤などのバランスを整える必要があります。
整形外科などの病院ではコルセットをして安静にすれば良くなると説明されることが多いです。
比較的軽傷として扱われることがありますが、痛みが長引く可能性があるケガですので、しっかり治療を行わなければなりません。
予後
骨折がヒビ程度で大きく開いていなければ骨癒合(骨がくっつく事)が期待出来ます。
しかし、しっかり骨折していて折れた骨のかけらが筋肉に引っぱられて離れてしまっている場合は骨癒合の期待はうすいです。
骨癒合しなくても日常生活には支障がなくなるほどまでに回復することがほとんどですが、慢性腰痛の原因になる可能性があります。
しっかり治療をすれば基本的には約3カ月で競技に復帰できますので、治療やトレーニングに専念することが大事です。
腰椎横突起骨折後に続く腰痛のまとめ
腰椎横突起骨折の原因や治療方法、予後などについて解説しました。
骨折部がくっつかなくても痛みが軽減することが多いですが、慢性腰痛になってしまう場合があります。
腰椎横突起骨折後に続く腰痛でお困りの方は四日市の橋爪接骨院にご相談ください。
お力になれると思います。
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「腰痛施術の匠」橋爪接骨院
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予約制で他の患者さんと会うことはほぼありません。予約は初検料がお得なネット予約がおすすめです。
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休診日:火曜日・祝日
根本治療で腰痛を改善させる「腰痛施術の匠」橋爪接骨院 の院長です。柔道整復師の国家資格を取得後、整形外科にて10年間修行し、腰痛やシビレが起きる原因が体のバランスの崩れと筋肉によるものだと確信。独自の施術法を確立し腰痛専門の治療院を四日市に開院しました。